ディミトリ × フェリクス
MAX支援 A
C
フェリクス、お前も剣の稽古か。
その気味の悪い笑顔で話しかけるな。
見ているだけで胸糞悪くなる。
黙れ。
獣は獣らしくしていろ。
・・・随分と嫌われたものだ。
俺はお前の本性を知っている。
お前が血と殺戮を好む獣であることを、な。
・・・血と殺戮、か。
それは2年前、俺と最後に会った時のことを
言っているのか、フェリクス。
ああ、そのとおりだ。
わざわざ相手を苦しめるような、
残虐な方法ばかりを選んで殺す・・・
あの時のお前の顔と言ったら、
この世の邪悪を煮詰めたように醜かった。
・・・あれが俺達にとっての初陣だったな。
何もかも、よく覚えているぞ。
・・・・・・。
どうした。
・・・・否定してみろ、猪。
・・・否定は、しない。
フェリクス、お前は間違っていない。
やはり俺の知るお前は、
ダスカーで、兄上と共に死んだのだな。
・・・そうかもしれないな。
・・・・チッ。
ならばさっさと失せろ、邪魔だ。
話しかけるな、この化物が。
ディミトリ × フェリクス 支援会話『C』