ドゥドゥー × シルヴァン
MAX支援 B
C
ようドゥドゥー、今日も相変わらず
何考えてんのかわかんねえ顔してるなあ!
・・・そうだろうか。
・・・ああ。
あ、そうだ、今度俺にも教えてくれよ。
料理が出来る男って、頼り甲斐があるだろ?
そうなれりゃ、女の子の人気を集めること間違いなしだからな!
それから・・・
・・・シルヴァン。
ん、何だい?
あまりおれに近寄るな。
つまらん誤解を招く。
・・・誤解、ねえ。
気にする奴も、まあ・・・当然いるか。
けど俺は、全ッ然気にしてないぜ。
お前らダスカー人は潔白だと思ってるし。
・・・どういうことだ?
あんな制裁を受ける危険を冒してまで、
ファーガスの王を殺す理由がない。
王国に対して敵意を抱く一派がいた、
くらいならまだあり得る話だが・・・
そいつらに、精鋭揃いの国王陛下ご一行を
皆殺しにするような真似が出来ると思うか?
・・・難しいだろう。
練度も頭数も違いすぎる。
だろ? せいぜい一部のダスカー人が、
国の転覆を狙う誰かさんと共謀したか・・・・
そいつらに罪を擦り付けられたか、だと思ってる。
体のいい身代わりだな。
そう卑屈になる必要もないと思うぜ、ドゥドゥー。
・・・・・・・。
ん、おいおい、どうした?
そんなおかしな顔をして。
・・・おれはお前を誤解していたらしい。
女のことばかり考えているだけの男だと。
ははは、なら、解けたようで何より。
・・・けど、この程度誰だって考える話だろ?
王都にもそういう奴らはいただろうに。
殿下だってその一人のはずだ。
だがいまだ、おれたちは憎まれている。
姑息な手で王を殺した罪深い民だとな。
・・・誤解ってのはさ、明白な証拠でも
突きつけてやらない限り解けないもんだ。
で、仮に証拠を突き付けて誤解を解いても
人の感情までは簡単に変えられない。
時間と努力、か。
・・・そのとおりだな。
ま、そんな辛気臭い話は置いといて、だ。
料理を教えてくれる約束、忘れんなよな!
・・・ああ、わかった。
ドゥドゥー×シルヴァン 支援会話『C』。