フェリクス×イングリット
MAX支援 A
C

フェリクス、探したのよ。

・・・チッ、くだらん。
あんなものは時間の無駄だ。

はあ・・・わかってないわね
そういうあなただからこそ出てほしいの。

・・・何を言っている。

あなた、この前はちゃんと出てたでしょ。

それで、その時は
講義を思いきり荒らしていった。

安全な進軍路が確保できないなら、
森や山を切り拓いて進軍路を作れとか。

とにかく何かと突っかかっては、
とんでもないことを次々と・・・。

率直に意見を述べたまでだ。

結局、あなたは「馬鹿らしい」って途中で
出ていった。・・・あの後どうなったと思う?

知らん。

そういう無茶な作戦を決行するのには、
問題もいろいろとあるけれど・・・

歴史を振り返ってみれば、
そんな発想が戦局を覆すこともあったわ。

・・・・そう大げさに言うがな。

だけど戦闘の経験が浅ければ、予想外の
状況を想定する力もつかないでしょ。

あなたのような人材がいてこそ、
軍が回るってこと。

・・・屁理屈をこねるな。

あ。そうは言ってるけど、
その顔、反論できないって顔よね?

ほら、わかったら一緒に来て。
みんなあなたを待ってるんだから。

チッ・・・・。
フェリクス×イングリット 支援会話『C』
B

・・・。

・・・おい。

またくだらん物語か。

私だって別に、毎日毎日、
物語ばっかり読んでるわけじゃないわ。

これは、想定外の事態が起きた時の行動に
ついてまとめた・・・まあ、一種の問答集よ。

あなたが話し合いでみんなを沸かせて以来、
ちょっと興味が沸いて。ほら、例えば・・・

・・・くだらんな。

あの時、俺はあくまで戦術の話をしたんだ。
くだらん倫理の話をしたわけではない。

・・・・でも、通じる点はあると思うわ。

・・・・・・。

それが騎士の職務であり、誇りなのだから。
・・・義務に私情を挟むのは許されないわ。

でも・・・私がそんな状況に直面したら、
人としてそんなことはできないと思うし・・・。

もし誰かが君命を優先しようとしていたら、
私は、きっと止めずにはいられない・・・。

・・・・・・。
・・・お前は、騎士などには向かんな。

・・・何、それ。

言葉のとおりだ。

・・・あなたが騎士道とか、騎士の誇りとか、
そういうものを嫌ってるのはわかるわ。

だからと言って、家の跡取りという
自分の義務から逃げ続けているあなたに・・・・

そんな偉そうなことを
言われる筋合いはないわ。

そうかもしれんな。

・・・兄上が、そうだったようにな。

グレンのことは・・・

・・・まあいい。
せいぜい、いつまでも迷っていろ。
フェリクス×イングリット 支援会話『B』