ディミトリ × メルセデス
MAX支援 A<B+あり>
C
あら、今日も剣のお稽古?
あんまり無茶しないでね~?
ありがとう、メルセデス。
趣味のようなものだし、心配はいらない。
趣味~?やっぱりすごいのねえ・・・
私だったら疲れて飽きちゃうわ~。
・・・なあ、それよりメルセデス。
近く剣術の試験を受けたいと言っていたよな?
・・・・・・・・・・・・・。
・・・実を言うと、心配していたんだ。
最近、訓練場でお前を見かけなかったから。
もう~!気づいていたなら、
もっと早く言ってくれればいいのに~!
いや、まさか本当に忘れているとは・・・。
だが確かに、俺も早く指摘するべきだった。
詫びと言ってはなんだが、
俺で良ければ剣を教えよう。
・・・あら、本当?
それは助かっちゃうわ~!
無茶は、ちょっと嫌ねえ・・・。
・・・だけど、頑張ってみるわ~。
そうと決まれば、すぐに始めよう。
時間を無駄にはできないからな。
まさかお前、剣の持ち方から忘れて・・・
・・・これは・・・骨が折れそうだな。
実は、いつも適当に握ってたのよね~。
でも、あなたが教えてくれたから、ほら!
ふふっ、ちょっと心配したけど~、
これなら・・・えいっ!
・・・・・・・・!
ご、ごめんなさ~い!
本当に、そんなつもりじゃなかったの!
振ったら飛んで行っちゃっただけで・・・
上手くよけてくれて、本当に良かったわ~。
あ、ああ。悪気がないのはわかっている。
だが、これは・・・俺の寿命が、だな・・・。
やっぱり向いてなかったのかしら~・・・。
私、剣なんて振るものじゃ・・・
俺だって、初めて剣を握った時は
お前とたいして変わらなかった。
誰にでも向き不向きというものはあるが、
諦めずに取り組めば、必ず上達する。
本当~?ありがとう、ディミトリ。
優しいのね、あなた。・・・あら?
ああ・・・先程お前の剣をよけた時だな。
まあいい、適当に繕っておく。
切ってしまったのは私だし、
私が繕っておきましょうか~?
いや、いいんだ。気にしないでくれ。
それよりも、今は試験の事を考えよう。
ディミトリ × メルセデス 支援会話『C』