シルヴァン×イングリット
MAX支援 A+
C
はぁ・・・。
どうしたんだ、イングリット。
ため息なんてついてー、老けるぞー。
・・・ねぇシルヴァン、私はあなたの何なのかしら?
何って・・・幼馴染だろ、ただの。
それがどうして、
あなたの不始末を尻拭いして回らなきゃいけないのかしら。
はは、そんなこと誰も頼んでないけどな!
まぁ、役割だと思ってあきらめてくれ。
何となく昔からこうだし、これからも続くんだろうよ。
・・・これからも続くですって?
あなた、少しは素行を改める気はないの!?
おい馬鹿、大声出すなよ、お前!
みんなこっち見てるぞ。
8歳の頃、私のお祖母様を口説こうと
したことがあったわね?あの時は・・・
お、おい・・・。
何でまた、今更そんな話を・・・?
いやちょ、ちょーっと待て。
周りに聞こえてるぞ。おい!
10歳の頃は、収穫祭の余興で
女装した男性を本気で口説こうとして・・・
待て待て、あれは違う!
あれは事故、痛ましい事故だったんだ!
15歳の頃は確か、あのグェンダル卿の
ご息女に手を出そうとしていたわよね。
烈火のごとく怒り狂ったグェンダル卿に、
なぜか無関係の私が謝りに行ったわ!
はい!この話は終わり!
これ以上はやめてくれ、イングリット!
やめてほしいのは私の方よ・・・。
もう勘弁してちょうだい!
シルヴァン×イングリット 支援会話『C』。
B
はぁ・・・。
どうしたんだ、イングリット。
まーたため息なんてついてー、皺が増えるぜー。
誰のせいだと思ってるの?
今節だけで、私がどれだけ・・・。
あなたの「おとなしくしてた」は
全然おとなしくないのよ、自覚なさい。
女の人から恨みばっかり買って、
そのうち本当に刺されるわよ。
ははは、刺されたら刺されたで
それもまぁ、仕方ないってことで。
・・・そんなくだらない理由で死ぬなんて、
駄目に決まってるでしょ、馬鹿なの!?
あ・・・そう、だったな。
すまん、今のは俺が全面的に悪かった。
あいつが死んだ時みたいに、お前が
引き籠もっちまうと、みんな困るしさ。
一日じゅう、部屋から外に出てこねえ。
日課だった馬の世話も人に任せきり・・・・
・・・そうだったわね。
・・・口説きまわれる、ね。
ねぇ、シルヴァン。
私が部屋から出なきゃ、って思ったのは
あなたが心配だったからよ。
お・・・・俺かよっ。
ええ。だってあなた、私がいなかったら
本当に何もできないじゃない!
う、事実ゆえに心が痛い・・・
反省してるなら、後先考えず
女の子を口説いて回るのは控えなさい。
・・・それから、死んでもいいなんて
あの人みたいな冗談を言うのもやめて。
・・・約束して。
シルヴァン×イングリット 支援会話『B』